行事案内
3月20日(木) ~ 4月8日(火)
灌仏会(花まつり)
灌仏会とは、仏教をお開きになられたお釈迦様の生誕を祝う行事です。「花まつり」ともいわれ、春の季節にお釈迦様生誕地ネパールのルンビニー苑を模した花御堂にお釈迦様の像を安置し、甘茶を注いでおまつりする習わしがあります。
特にお釈迦様がお生まれになられた季節は木々が芽吹き草花が咲き誇る成長の季節です。この良節に立木観音では春の彼岸からお釈迦様の4月8日の誕生日にかけて、お子さまの健やかな成長を祈念し、さらにお釈迦様の智慧をいただけるよう、御祈願をいたします。
⦅お子様の御祈願は、灌仏会期間以外でもいたしております。どうぞ受付にお申し出ください。⦆
甘茶をかける習わしについて
お釈迦様がお生まれになられた際、天の龍が産湯として甘露の雨を降らし誕生を祝福されたという故事にならい、古来より誕生仏に甘茶を灌(そそ)いで祝うことから「灌仏会(かんぶつえ)」といいます。
お釈迦様のお姿について
お釈迦様はお生まれになられてすぐ、7歩歩まれて右手は天に、左手は地を差し「天上天下唯我独尊」とおっしゃいました。この言葉には「天の上にも天の下にも、この世で『自分』という存在は唯独り。だから命は尊い(大切)のである。」と、私達一人一人は誰の代わりにもならない特別な存在であるという意味が籠められております。